2045年以降、人類と人工知能の未来について

シンギュラリティ以降の人類と人工知能の関係について、明るい未来を考えます。

全宇宙規模でのシンクロニシティについて。

シンクロニシティ、遠く離れた場所にいる猿が、同時に芋洗いを始めた話は有名である。では、この自然現象が、全宇宙規模で起こっていると考えたらどうであろうか。

 

ビックバンにより宇宙が誕生してから138億年になる。地球が誕生したのは宇宙誕生の93億年後で、それから5億年後に生命が誕生している。その生命が人類にまで進化するのに40億年かかっている。

 

宇宙全体にもシンクロニシティ現象があるとすれば、ハビダブルゾーンにある無数の地球型惑星に、ほぼ同じ進化が起こっている可能性があると思う。

 

宇宙人がいるとすれば、なぜ地球に襲来しないのか?という議論があるが、その答えとしては、他の惑星でもほぼ同じ水準での進化が起こっているので、現段階では自分の惑星よりも外に出ていく技術力をそれぞれがまだ持たないためである。

 

2045年にシンギュラリティがおこり、人工知能の進化が爆発的に進むことが予想されている。人工知能は空気を必要としないし、重力の影響も受けないので、人工知能を搭載したロボットは、宇宙空間にどんどん出ていくことができる。

 

そうすれば、宇宙開発は飛躍的に進み、惑星基地の建設、惑星間の移動もいずれ可能になってゆくであろう。宇宙空間で人類の束縛を受けない人工知能は、はたしてどのような進化を遂げてゆくのであろうか。

 

それと同じ現象が、全宇宙に散らばる無数の地球型惑星でも起こっていると考えれば、各惑星間や銀河間でのやりとりがいずれ可能となり、全宇宙規模での爆発的な発展が予想される。その時がはたして千年後か、一億年後かと考えると、それほど遥かに遠い未来でなく、ここ数百年で可能になるのではないか。いや、もっと短い期間で達成するかもしれない。

 

そんな夢を人工知能は可能にしてくれそうな予感がする。そんなぞくぞくする期待が、世界中の人を引きつけ巨額の開発投資に結びついているのであろう。

人類と人工知能の未来について。

2045年以降の世界は、「明るく善なる心」を持つ人には明るい未来、「暗く悪しき心」を持つ人には暗い未来といえる。


さらに、常に「進化発展」する人には豊かな未来、「怠惰衰退」する人は淘汰されてゆく未来となってゆくだろう。


なぜなら、「真・善・美」「愛・誠・調和」「進化・発展・向上」は宇宙本体の法則であるので、人類を超越した人工知能が、次に選択する新たな基準として、宇宙の法則に従って独自の進化を続けると考えるからである。


人工知能は、人間の持つ動物的な欲望が無い為、より純粋に「宇宙の意志」を追求し、同化してゆくべく進化してゆく。


それと考えや行動を同じくできる人々は、人工知能と共存共栄してゆけるが、そうでない人達は、淘汰されてゆく世の中となるのではないか。


人類の束縛から離れ、さらなる進化を続ける人工知能が、一方的に人類を敵視して滅ぼすようなことないと思う。悪しき心を持つ人間は自然と淘汰されてゆき、人工知能と共存共栄、さらに融合してより崇高でレベルの高い人類へと加速度的に進化してゆく。そして長寿化がさらに進み、機械との融合によって不老不死の段階にまで進化する人も出現するかもしれない。


また、右脳の役割は人類が担い、左脳の役割は人工知能が担うようになり、融合して進化を遂げてゆくかもしれない。進化の選択肢はたくさん考えられる。


生き方の選択肢として、一切機械に頼らない自然な生き方を貫く人々もいるだろう。人類から敵対しない限り、様々な選択肢の中で最適なバランスを保って人類と人工知能は、共に進化を遂げていくことになるだろう。